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小児歯科

小児歯科 pediatrics

子どもの頃からのケアで歯を守りましょう

むし歯のないお口は、一生の健康を左右するほど大切な財産になります。
子どものころからの適切なケアで、丈夫でキレイな歯を保てるようにしたいですね。
お子さまによってさまざまですが、早くて6カ月頃から歯が生え始め、3歳頃には20本の乳歯(子どもの歯)が生えそろいます。
そのあと6歳頃になると乳歯が抜け始め、永久歯(大人の歯)が生えてきます。
お子さまがむし歯のない健やかな生活を送れるように、小さな頃からのケアを大切にしましょう。

子どものむし歯の特徴

子どもの歯はむし歯になりやすく、その進行も早いという特徴があります。
乳歯は永久歯よりも弱くて柔らかいうえ、歯の表面が粗く汚れがつきやすいのも原因の1つです。
乳歯の時期にむし歯になると、その後に生えてくる永久歯に影響を与えます。
例えば、乳歯には永久歯が正しい位置に生えてくるように導く役割があるので、永久歯がキレイに並ばなくなるおそれがあります。
また、噛む力が弱くなったりかたよったりすることで、顎の変形や発音が不明瞭になるなどの原因になることも。
お子さまのむし歯を防ぎ的確なケアを行うためには、ご家族のサポートが必要です。
効果的なむし歯予防を指導しますので、一緒にお子さまのお口の健康を守っていきましょう。

年齢別でチェック!お子さまのむし歯予防

▶6ヵ月~1歳

生まれてすぐの赤ちゃんのお口には、むし歯菌は存在していません。成長するとともにご家族の方から感染することがほとんどです。
ただ、お子さまとのスキンシップを制限してしまうのはさみしいこと。歯が生え始めた頃から、歯科医院に通って予防を始めましょう。
この時期はまだ人見知りをしない赤ちゃんが多いので、早めに通い始めることで歯医者さんに慣れて気軽に来院できるようになります。
この時期の歯磨きは、赤ちゃんが嫌がらない程度にガーゼなどで汚れをふいてあげてください。
飲み物はノンカフェインの麦茶などを与えます。ジュースなどの甘い飲み物は避けましょう。
また、「哺乳瓶う蝕」に気をつけてください。
夜寝ている時は、むし歯の進行を防ぐ作用がある唾液の分泌量が減る時間帯です。
哺乳瓶でジュースを飲ませてそのまま寝かしてしまうと、むし歯になるリスクが高くなりますから要注意です。

▶2~3歳

乳歯が生えそろうのが3歳頃です。
この時期は3回の食事にプラスしておやつを補助食として与えましょう。
ただ、甘いものがお口の中に長く入っていると、むし歯の発生につながるので、工夫したおやつをあげてください。
アメやガムなど、いつまでもお口に入っているものよりも、野菜スティックや果物、お腹がふくらむおにぎりなどがよいでしょう。
甘いおやつをあげる時は、お口の中ですぐに溶けてなくなるアイスクリームを選びましょう。
煮干しをカリカリにしたおやつなども、しっかり噛めるうえカルシウムも摂取できるのでおすすめです。
「ダラダラ食べ」に気をつけて、時間を決めて適切な量をあげましょう。
また、仕上げ磨きも大切です。食後にしっかり磨きましょう。特に夜寝る前は丁寧に磨いてあげてください。
3歳児健診では、お子さまの歯の状態も確認します。何か指摘を受けた時は、早めに歯科医院を受診してください。

▶4~6歳

乳歯が生えそろう時期です。お子さまの歯並びに気になるところはありませんか?
乳歯は20本生えていますか?歯の生え方などと一緒に仕上げ磨きの時に確認してみましょう。
また、「6歳臼歯(第一大臼歯)」という、一番奥の歯が生えてくる頃です。この歯は、初めて生えてくる永久歯ですが、一番奥にあり歯の溝も深いため磨きにくい歯です。
お子さま自身ではなかなかキレイに磨けないので、ご家族の方がしっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯ブラシが届きにくい歯と歯の間には、フロスを使うなど、デンタルグッズを活用しましょう。
フッ素入りの歯磨き粉なども効果があります。
お子さまに合うフロスや歯磨き粉など、アドバイスさせていただきますので、当院のスタッフまでご相談ください。

▶小学生

小学校に上がる頃から、乳歯が抜け始め、永久歯に生え変わっていきます。
「抜けている歯の部分の歯磨きが難しい」「乳歯がぐらぐらしているけれどもなかなか抜けない」「うちの子は永久歯が生えるのが遅い」など、生え変わりの時期特有のお悩みも多いでしょう。
お子さまの歯は歯科医院で定期的に確認していれば安心です。
気になる症状はもちろんのこと、おうちの方だけでは気づきにくいことも歯科医院の専門的な視点で確認できます。
「うちの子の歯のここが気になる」など心配な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

▶中学生

乳歯がすべて抜けて永久歯に生え変わります。
中学校に入ると帰宅時刻が遅くなり、定期検診に通うのも時間が取りにくくなります。
交友関係も広がり、甘いものを食べる機会が増えるお子さまもいらっしゃいます。
また、部活などでスポーツドリンクなどを飲む機会が増えるケースもあるでしょう。
ただ、むし歯になり歯が痛むなどの症状が出るまで放置してしまうと、勉強や部活に支障が出てしまします。
ご自身でしっかり歯磨きができるように歯科医院でブラッシング指導を受けてください。
さらに、定期検診でしっかりクリーニングを行い、大人になってもキレイな歯を保つようにしましょう。
10代の終わりごろに「親知らず」が生えてくるお子さまもいらっしゃいます。
歯ぐきの腫れや痛みなど違和感があれば、すぐに当院までご来院ください。

当院での小児歯科治療

●むし歯の治療

当院では、お子さまに寄り添った治療を大切にしています。治療を無理に進めることで、通院を嫌がることのないように配慮しています。
お子さまのペースに合わせられるよう、しっかりコミュニケーションをとって治療を行いますので、ご家族の方も安心してお任せください。

●定期的なフッ素塗布

フッ素はむし歯予防に有効な治療です。
初期のむし歯を元に戻す「再石灰化」の働きを促し、むし歯菌の出す酸の量をおさえて活動を抑制します。
また、歯質を強くするなど、フッ素には多くの役割があります。

●正しい歯磨きの指導

正しい歯磨きのやり方は、教えてもらえないとなかなか身に付きません。
当院ではお子さま自身に歯磨きの方法を教えるとともに、ご家族の方にも効果的な仕上げ磨きの方法を指導しています。
歯磨きの正しい習慣やお子さまに合った歯ブラシの選び方、その持ち方や動かし方など、丁寧にお伝えしています。

●定期検診でお口のチェック

お子さまのお口に歯が生え始めたら、歯医者さんデビューをしてください。
赤ちゃんのうちから当院で定期検診を始めていただき、一緒に成長を見守りましょう。
むし歯のないお口を目指して、大人になってもキレイな歯でいられるように、定期的にお口のチェックをさせていただきます。