コラム COLUMN
前は白かった歯が黄色い!?高齢者のホワイトニング
こんにちは。
御幸町通御池・京都市役所前駅の「よしかわ歯科医院」です。
以前より、歯が黄色くなったように感じる方はいらっしゃいますか?
コーヒーや紅茶の飲みすぎ?それともカレーなど、色の濃いものの食べ過ぎ?歯磨きがきちんとできていないから?
そういった飲み物・食べ物による着色汚れ(ステイン)も歯が黄色くなる原因のひとつですが、「加齢」が要因になることもあります。
加齢による歯の黄ばみとはどういうことか、白い歯を取り戻すにはどうすればいいのかを説明しましょう。
なお、治療してある歯や、かぶせ、差し歯の変色は治療のやり替えが必要となる場合がありますのでご注意ください。
加齢で歯が黄色くなる理由は、歯の内側にある黄色い象牙質が透けて見えることにあります。
歯の表面には「エナメル質」という白っぽくて硬い層があります。
このエナメル質の厚さは2~3mmで、人間の体の中でも一番硬い組織で作られていますが、酸に弱く、一度失われると再生できません。
エナメル質の内側には「象牙質」という黄色く柔らかい組織があり、歯の大部分を占める主成分です。象牙質は加齢とともに厚くなり、濃い色に変色します。
もともと黄色い象牙質がさらに濃くなり、加齢とともに薄くなったエナメル質を通して、透けて見え、歯が黄色く見えるのです。
歯を内側から白くするには、歯科医院で「ホワイトニング」を行う必要があります。
漂白作用がある薬剤「過酸化水素」は、歯科医院のみで取り扱うことができます。
その薬剤を象牙質まで浸透させて黄色い色素を分解し、歯を内側から白くしていきます。
当院のホワイトニングは、歯科医院で施術する「オフィスホワイトニング」と、マウスピースと薬剤を購入して患者さまが自分自身で行う「ホームホワイトニング」があります。
患者さまのご希望をおうかがいし、歯の状態やライフスタイルに合わせて、相談しながら選んでいただけます。
「黄色く変色した歯の色が気になる」「白い歯を取り戻せるの?」という方は、お気軽にお問い合わせください。お待ちしています。
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